彼女はショーテスト
背が低いとお悩みのあなた。
俺がハタチのころ付き合っていた女性の話を聞いてください。
4つ年上だった彼女は身長140。
足のサイズは20しかありませんでした。
言うまでもなく単位はメートルではありません、センチメートルです。
これだけ小さいと、靴などは売ってないんだそうです。だから子供の売り場で買うんだとか。
ただ、子供服や靴っていうのは、大人と同じデザインのものも多いですから、そこは大丈夫。ドラえもんやセーラームーンのキャラクタデザインのものを買わなくてもすみました。
彼女は保育園の保母さんでした。
料理がとても上手でした。
いわゆる姉さん女房タイプでして、俺の食べ物の好き嫌いがなくなったのは、半分は彼女のおかげです(残りの半分は、好き嫌いなんて言っていられない独身男性一人暮らし、貧乏生活のおかげ)。
情けない話ですが
外食するときは、こちらが二人分払おうとすると、怒られました。逆に彼女のほうがお金を出しました。
貧乏学生は、いろいろな人の世話を感じながら、まじめに勉強せなあかんのだそうです。
人目につかないように、お金を渡して、レジでの支払いは俺にさせてました。
女に恥をかかせてはあかんのだそうです。
『北斗の拳』のラオウなどがそうだったように、彼女も存在が実物以上に大きく見えましたね~