俺は怒るぞ!
長かった夏休みももうすぐ終わりますね。あと10日あるけど。
子供さんたちにとっては物悲しいでしょう。親御さんはほっとされるのでしょう。
俺もほっとします。
が、その前に立ちふさがるものが! そう、宿題ですね。
俺は塾教師なんで、無関心ではいられません。
読書感想文バトル
毎年相談されるのが自由研究と読書感想文。
自由研究のほうはそれを題材にした本を3冊、塾においてありますんで、そちらを参考にしてもらいます。
手がかかるのが読書感想文。
「いつでも相談に乗るよ」と言ったのですが、
相談に来たのが昨日のこと。13人。
しかも、提出は9月1日ではなく、来週の月曜日(22日)、出校日とのこと!
怒りその1
ぎりぎりになってなきついてくるんじゃあない! しかもそのうちの5人くらいは
「まだ本を読んでないんです」!
俺の感想文アドバイスはカウンセリング方式。代筆はしません。読んだ本や、生徒さん自身のことなどを聞きながら、着眼点やポイントを書き出してあげます。なので一人10~20分はかかります。
生徒にも腹が立ちますが、チェックをしてなかった自分の甘さにも腹が立ちました。
怒りその2
学校の先生にお願いがあります。普段作文指導をきちんとしていないのに、4枚だ、5枚だと無茶を言わないで欲しい! 子ども伝えに聞いたことなんで、ひょっとしたら作文指導をしているのかもしれませんが、原稿用紙の使い方すら分かっていない子どもさんが大半。
「かぎかっこは1マス使うんだよ」
「改行したら1マス下げて」
「っや句読点は行頭に持ってきちゃダメ」
ここまで言わなきゃいけないなんて。。。
これでは「作文指導している」なんていわれても信じられないです。
こうして今年も感想文、作文嫌いの子どもさんが増えてゆくのでした。
というわけで昨日は深夜近くまで感想文指導をしておりました。
保護者の方には連絡はしましたが、ご心配をおかけしました。
本を読んでいない子はどうしたかと言いますと。。。
芥川龍之介や星新一の短編を貸し、その場で読ませてから相談にのりました。