俺は気まぐれだ
献血
久しぶりに献血をしました。
俺の血液型は日本では最も多いA型、Rhプラスなんですが、そのA型のストックも不足しているそうです。
普段何にも社会のお役に立ってない俺の血でもよければと思い、献血。
俺は成人男子なので成分献血か400mlを勧められます。成分献血とは血小板や血漿を採取し、その他は体に戻す、体にかかる負担の少ない献血方法です。これだと回復も早く、2週間くらいでまた献血可能になります。
俺は小さい頃から注射が平気、というより好きという変わった子供でした。近所の小児科の先生が注射するたびにバンソコウ(あの、小さくて白い、正方形の奴。今はもう見かけないですね)を沢山貼ってくれたり、ミルキーなどのお菓子をくれたりするんですきになっちゃったんです。
俺がもしヤンキーの兄ちゃんになってたら腕は注射の痕だらけでしたろう。
なので献血時に腕に針が入るのもわりと平気です。
看護婦さんも経験豊富な上手な方が多く、痛くありません。血管を見るだけで屋内の職業であることを言い当てられたこともありました。
「優しい血管をしているから」
というのがその理由だそうです。細い、ということなんでしょうかね。
いろいろなことを教えてくれる看護婦さんもいます。採取した血漿を見せてくれて、
「おしっこと同じ色でしょう? おしっこは不要分をこしっとった血漿だから」
とか
「このきらきらしてるのが血小板よ」
とか。これは塾の授業のネタになりましたね。
また献血センターでは各座席にDVDもついているので献血中ゆっくり鑑賞できます。
さらに記念品として昔は図書券(500円)、現在は洗剤や入浴剤などの実用品までもらえます。
かように私にとって献血はお役に立つつもりがしっかり元を取ってしまうという、
お得な経験なのです。
映画鑑賞
『戦国自衛隊1549』を見てきました。
鹿賀丈史さんサイコー☆
本当はあまり見たくなかった映画なんですが、従兄弟が誘ってくれたので。それでも観てみると面白いものですね。
従兄弟は私の二つ下なんですけどちょっと人づきあいが苦手で、十年以上も引きこもってたんです。
最初のうちは私のほうからいろいろ誘いかけていたんですが、仕事が忙しくなりあまり会わなくなってしまいました。
そんな彼が自分から人に働きかけて、映画を見ようと。2週間前に電話があって、私と、彼と、もう一人の従兄弟と三人で見に行きました。
30こえた男三人で映画、というのもなんですが、楽しかったですよ。何よりお互いが少しずつ変化しているのがわかってうれしかった。聞けば洗礼を受け、クリスチャンになったそうです。自分から道を求め、切り開いて行く彼の姿、以前と比べ覇気が出てきた姿が少しまぶしかったです。
かくいう私も運よく好きな仕事にありついて、つつましやかながらも生活できているわけで、ずっとそうである補償はない。まだまだ大きくなれるだろうし、なりたいと思っていますが、逆にこけてしまうかも。人生いろいろな人がいるけれども、一時期の浮き沈みだけでその人は判断できない、最後に笑って死ねるように生きたいなと感じました。